ミ ツ バ チ の 病 気 対 策






※蜂が増えていく2~3月に多く巣箱の前で臭気のある淡黄色の軟便をします。
病状が進むと蜂が黒みを帯びてきます。
※原因は発酵した蜂蜜を食べたり、保温物が湿気を帯びたりした場合に発生しやすいようです。
※治療法は、保温物を乾燥した物に代え、糖液の新鮮なものを給餌することです。


※主として暖地に発生しやすいです。最初は判別しにくいですが、次第に羽や体をブルブル震わせながら脚で腹部をひっかくようになり、次に体の毛が抜け油じみた黒い光沢を発する状態になります。
※原因は巣内が湿気やすい状態にあるためです。
※治療法は、巣内や巣門前に硫黄華を散布し、巣箱を日当たりの良い乾燥地に移動させることです。



※目では発見しにくい小さなノゼマ病子が蜂の消化器内に侵入して体内で増殖して病気を起こします。
※病蜂はしきりに水を飲みたがり、この水を介して他の蜂に伝染する危険があります。病蜂の糞も感染の危険があります。
※発見法は、巣門前や巣内で腹の大きい死蜂がいたら、その蜂の尾端をつまんで腸を引き出すと灰色になっています。
健康な蜂の腸は暗褐色で崩れにくい特性があります。
※原因は、発酵した蜂蜜を与えたり巣内が湿潤している場合に発生しやすいです。
※治療法は、ロメジンソーダ1袋(40g)を糖液9?に混ぜてこれを継続して給餌することです。












※雌の成虫は体長1.2mm・体巾1.8mm横長の楕円形で、やや赤褐色で堅固、全面に剛毛が有り、両側縁に刺毛を有し一見「カニ」を思わせます。
※働きバチの腹部の環節膜の間隙に頭部をもぐり込ませて吸着しているので、働きバチの腹部を観察しなければわかりません。
※駆除方法は、アピスタンを6週間、巣脾枠の間に吊します。劇薬扱いですので取り扱いに注意することと、6週間以上の連続使用をしないこと、及び採蜜期間中は使用できません。




※春から夏にかけて巣箱の中や巣門のあたりがジメジメしているというのが発生原因となります。
※最初はカビ菌が幼虫に感染して4~5日目にはミイラ化し、巣房の中で付着してしまい、それを働きバチが引きずり出して巣門の前へ運び出します。
※蜂児は白いミイラ状になり更に症状が進むと暗褐色から黒色になります。








※発生を未然に予防するために巣箱を乾燥した場所に置き、巣内を常に清潔に保つことと、雨漏りで巣箱内が濡れていたり、巣門の前がいつもジメジメしている状態を避けることです。








※巣脾枠の上にヒノキの葉を枝ごと置いて蓋をし、1週間に1回くらい取り替える、ということを何回か繰り返すと良くなります。
※巣脾枠の上から、木酢液を原液でコップ半分くらいの量を振りかけます。1週間おきに3~4回くらいでだいたい良くなります。






※一番恐ろしい病気で、発見すれば直ちに家畜衛生保健所に通報する義務があり、現在、日本の法律では焼却法がとられています。
※細菌による伝染病で病菌の芽胞は熱湯で10分以上煮ても死にません。
※病菌はミツバチの口から入り、蜂の蛹が生長して蓋ができる頃、蛹の体内で発生し、チョコレート色になって腐ってしまいます。
※房の蓋がへこみ、穴が開いているのがその現れです。非常に悪臭があり、蛹は殆ど原形をとどめず房の壁にくっついて離しにくく、マッチ棒等にて引き出すと糸を引くような状態になっています。
※予防法としては、蜂群を強群にして抵抗力を付けておくことです。







※アメリカフソ病ほど怖くはなく、蜜蓋ができる前に発病するので蓋のない房中に病気にかかった蛹、死んだ蛹が見られます。
※腐敗臭はしますが、アメリカフソ病ほどではありません。





※巣脾の消毒は水5:ホルマリン1の割合の液の中に48時間以上浸けて消毒します。
その後、分離器でホルマリン液を除き日陰で風によって乾燥させるとよいです。
※巣箱の消毒はトーチランプで巣箱の内外を少々焦げる程度に焼くようにします。
※給餌器・分割板その他の器具は、ホルマリン液で消毒します。
※消毒作業は戸外でゴム手袋をつけ、防毒マスクをつけてするようにしましょう。







※ウィルスが病原でフソ病ほど大害はなく、法定伝染病でもないので防除法は強群にすることです。
※房の蓋に穴がある場合もあるが、頭部は黒味が多くなり、房の横や底に体をつけて頭をもたげて死んでいます。
※外皮は堅くビニール袋状になって簡単に引き出せますので、フソ病とは区別ができます。




※巣箱の中には常にスムシの卵があり、蜜蜂の群が強いうちは治まっていますが、弱くなるとスムシが発生しやすくなるので、スムシがわかないように十分な巣内の清掃を行い蜂数を維持するよう努めましょう。
※空巣脾は5~10月にかけては、できる限り蜂群の中に入れて蜂に与えておけばいいですが、蜂群が弱群となり、守りきれなくなる場合又は巣脾枠が余る場合は、スムシに侵されやすいため巣箱から取り出して消毒の準備をしましょう。
※消毒は、巣脾枠を密閉できる容器に入れて、二硫化炭素を4~5滴垂らして密閉します。

↑ PAGE TOP