※ハードディスク全部のバックアップ、又はパーティションごとのバックアップをとることができる、無料なのに高性能なソフト「Paragon Backup & Recovery 2014 Free」です。
※システムが不調になり、最悪の場合はOSが起動しなくなることになる事もあり得ます。そんな場合に備えて前もってシステムイメージを作成しておくことにより、USB又はCDブートによってOSをシステムイメージ作成時に遡ってリカバリできるソフトです。
通常のOSの再インストールであれば、今まで使っていたアプリケーションのインストールやメールの設定等を最初からやり直さなければなりませんが、システムイメージ作成時に遡ってリカバリーすればそんな必要は一切ありません。超便利なフリーソフトです。
但し、システムにエラーのない状態でのシステムイメージ作成が必須です。 
※Windows標準のシステムイメージからのシステム修復よりも以下のメリットがあります。
1.イメージの作成時間、及びイメージからの復元時間が、ともに格段にこちらの方が速いです。
2.Windowsのシステムイメージからのシステム修復はDVDブートで復元するときに「イメージがありません」というときが希にありますが(そのときは残念ながら再インストールという過程になると思います)「Paragon Backup & Recovery 2014 Free」はそういうことがありません。
3.Windowsのシステムイメージからのシステム修復は、上書き処理により最新のイメージしか保存できませんが、「Paragon Backup & Recovery 2014 Free」は、日時別に複数個のイメージを作成することができます。
4.保存するときの容量が圧縮されているので、ハードディスクを圧迫しません。
自分の場合は、C:が85.4GBのパーティションをイメージ化すると35.9GBに圧縮されています。
※所要時間のテスト結果です。OS (Windows7) 85.4GBのイメージ作成と復元結果です。
  内蔵HDDにイメージを作成 : 21分
  内蔵HDDからイメージの復元 : 17分
  外付USBのHDDにイメージを作成 : 46分
  外付USBのHDDからイメージの復元 : 30分 
■対応OS
 Windows 8.1
 Windows 8
 Windows 7
 Windows Vista
 Windows XP
 Windows 2000 
Paragon Backup & Recovery 2014 Free (64bit) 無料ダウンロード
 Paragon Backup & Recovery 2014 Free (32bit) 無料ダウンロード
Paragon Backup & Recovery 2014 Freeの使い方
システムイメージの復元編
システムの不調に備えてUSBブートをするためのリカバリーメディアを作っておきます。
「RECOVERY MEDIA BUILDER」をクリックして「Microsoft Windows PE」→「Removable flash media」でUSB Driveを選択します。

USBリカバリーメディアの完成です。
リカバリーメディアでブートして復元します。(Biosで1stトブートをUSBに設定しておきます)
「Restore from Virtual Disk」を選択します。

こんな画面になりますが、暫く放置すると「Next」をクリックできるようになります。
システムリカバリーの保存先を指定します。
システムリカバリーをする復元先を指定します。
OSをインストールしてあったパーティションを指定します。
もう一度、OSをインストールしてあったパーティションを指定します。
容量によりますが数十分でリカバリーの完了です。
外付けのHDDからの復元で所要時間は30分でした。

システムイメージの作成

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