※HDDメーカーの大手Seagateが無料で提供するハードディスク診断ツールの「SeaTools」のDos版です。
※ハードディスクをローレベルフォーマットすることにより、次のようなメリットがあります。
1.ドライブ全体に(00)を書き込むことにより、データが完全に消去されます。
2.ブートセクタを完全に消去することにより、ウイルスを駆除できます。
3.セクタへの書き込み時に、不良セクタが検出された場合、正常なスペアセクタと交換されるので、壊れたかなと思われるハードディスクでも、復活する可能性があります。
SeaTools for Dos 無料ダウンロード
SeaTools for Dosの使い方
SeagateのHPの赤で囲んだところからダウンロードします。
ダウンロードしたイメージファイルをCD-Rに書き込みます。
次に、Biosの設定をCD/DVDを1stBootに設定して再起動します。
起動後の画面で、「I Accept」をクリックします。

SATAのハードディスクは、Biosの設定を変えないと、次のような画面から前に進みません。(HDDを認識しない状態です)
上のような画面から進めない場合は、再起動してBiosを立ち上げて、SATAの設定を変更します。
画像はギガバイトのBios画面ですが、「SATA構成」をクリックします。

次に、「SATAモード選択」で「AHCI」を「IDE」に変更します。
設定を保存して終了します。
SeaTools For Dosを終了したときは、設定を「AHCI」に戻すことを忘れないようにしてください。
再起動すると、ハードディスクを認識してくれました。
画面右上の「Language」を日本語に変更すると日本語表示になります。

「高度な機能」から「完全消去」を選択します。
①「0でトラックを消去」は、ドライブの最初の63セクタだけの消去です。
②定時消去は、設定時間制限の間に消去します。最長5分です。
③完全消去が、今回の目的のローレベルフォーマットです。
データが全部消える前にフォーマットするHDDを再度確認てください。
完全消去をクリックしたらこの画面になります。
「YES」と入力して「続行する」でローレベルフォーマットが開始されます。

フォーマット中の画面です。
完了画面の写真を取り忘れましたが、1.5TBのHDDで6時間50分の所要時間でした。
このままではWindows上で認識されませんので論理フォーマットをしてから使います。
SeaTools For Dosを終了したときは、設定を「AHCI」に戻すことを忘れないようにしてください。

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