※ハードディスク全部のバックアップ、又はパーティションごとのバックアップをとることができる、無料なのに高性能なソフト「EaseUS Todo Backup Free 10.6」 です。
※システムが不調になり、最悪の場合はOSが起動しなくなることになる事もあり得ます。そんな場合に備えて前もってシステムイメージを作成しておくことにより、CDブートによってOSをシステムイメージ作成時に遡ってリカバリーできます。
① OSやアプリケーションを再インストールせずに効率的なシステムのバックアップとリカバリをしてくれます。
② 安全な保存先までシステム、ハードディスク、パーティション、または特定のファイルをバックアップ、データ損失に遭ってもすぐ復旧できます。
③ ディスククローン、ディスクのアップグレードとSSDの移行なら最適です。
④ すべてのイメージを復元することなく、直接特定のファイルを選定して復元可能です。
通常のOSの再インストールであれば、今まで使っていたアプリケーションのインストールやメールの設定等 を最初からやり直さなければなりませんが、システムイメージ作成時に遡ってリカバリーすればそんな必要は一切ありません。超便利なフリーソフトです。
但し、システムにエラーのない状態でのシステムイメージ作成が必須です。
※メイン機能
①システムバックアップ
アプリケーション、設定及びOSを含むシステム全体を1つの圧縮ファイルにバックアップ。
②ディスクイメージ
ブロックレベルのディスクイメージ、ディスク・ボリューム全体を効率的にバックアップ。
③ファイルバックアップ
ネットワーク共有ファイルを含む特定のファイル、フォルダ、ファイルタイプを選択的にバックアップ。
④移行及びクローン
ディスク換装やディスクアップグレードのために、迅速、簡単かつ安全にシステムをSSDや大きいHDDに移行。
⑤イメージファイルの確認
Windows Explorerでバックアップファイルを確認し、簡単にファイル/フォルダをコピー/ペーストする。
※バージョン10.6の新機能・改善点
・Windowsのエクスプローラーでバックアップフイメージから過去の任意バージョンを閲覧と復元
・ディスクリフレッシュツールを追加
・バックアップとリストアにおける質向上
※日本語に対応していますので使いやすいです。
※所要時間のテスト結果です。OS (Windows10) 76GBのイメージ作成と復元結果です。
Windows10での動作確認をとりました。全く問題なしにリカバリー可能です。
☆外付USBのHDDにパフォーマンス(優先度)高・圧縮率(高)でイメージを作成・復元した場合の時間
作成:14分
復元:6時間37分
☆外付USBのHDDにパフォーマンス(優先度)高・圧縮率(標準)でイメージを作成・復元した場合の時間
作成:26分
復元:44分
■対応OS
 Windows 10
 Windows 8
 Windows 7
 Windows Vista
 Windows XP
EaseUS Todo Backup Free 10.6 無料ダウンロード
EaseUS Todo Backup Free 10.6の使い方
システムイメージの作成編
本家サイトの赤丸で囲んだ「無料ダウンロード」をクリックします。
そのまま「次へ」をクリックします。
インストール後に変更することもできますが、バックアップ先のフォルダーを先に決めておくこともできます。
無料版ですのでライセンスコードはありません。
何も入力せずに「後で」をクリックします。
起動画面です。
「システムバックアップ」をクリックします。
バックアップオプションでバックアップイメージのサイズを変更します。
今回は高圧縮と標準で作成してみました。
ちなみに出来上がったサイズは、元のHDDの使用量が76GBに対して、高圧縮で28.9GB、標準で33.5GBでした。
その差は5GB弱なのに復元時間が高圧縮では6時間以上かかってしまいました。高圧縮のメリットはあまりないかと思います。(あくまでも自分の環境下での検証結果ですので全てのPCに当てはまるかどうかは保証できません)
必要に応じてパスワードも設定できます。
パフォーマンスの設定画面です。
優先度を(高)で作成してみたのですが、前回作成した(中)の時より、あまり速いようには思いませんでした。
ターゲット欄の右端のをクリックしてバックアップイメージの保存先を変更できます。
「プラン名」でバックアップファイルの名前を変更できます。
復元するときにわかりやすい名前を付けておきます。
説明欄は、適当な名前を付けてみたのですが、どこに反映されるのかよくわかりませんでした。
「実行」をクリックするとバックアップを開始します。
 システムイメージの復元

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