プリンターを長い間使っているとプリントヘッドが目詰まりして印刷がかすれることがあると思います。
自分のプリンターも2ヶ月ほどでしょうか、電源を入れずに放置していたら見事に目詰まりしていました。
プリンター機能での「クリーニング」や「強力クリーニング」では目詰まりの解消が出来ないことが多々あります。
こんなときには簡単なプリントヘッドの洗浄でプリンターが復活することがあります。
短時間で出来ますのでプリンターの修理依頼や買い換え前に是非チャレンジしてみてください!!
プリントヘッドの洗浄方法 (キャノンMG6230)
印刷が上手く出来ないので「ノズルチェックパターン印刷」をしてみました。
各色ともに見事にかすれています。

これが目詰まりしていない状態の本来のパターンです。
早速洗浄に取りかかります。
プリンターの電源をOFFにして、インクを全て取り外します。
プリントヘッドを取り外して洗浄をするのですが、裏側の基板を絶対に水で濡らさないように細心の注意を払ってください。
適当なトレイに水を入れて(専用の洗浄液でなくても大丈夫と思います)、
その中に基板を濡らさないように慎重にプリントヘッドを浸します。
するとジワジワとインクが出てきます。

プリントヘッドの下側のインク噴出口をティッシュで拭くとご覧のように各色のインクで汚れています。
次にインク取り付け部分にスポイトで水を入れます。
量は適当にインク取り付け部分の上部が完全に埋まる程度まで入れました。

するとトレイにインクが出てきます。
数分程度放置して、ヘッドの下側のインク噴出口をティッシュで拭いてみます。まだ色が付く思いますので、この工程を数回繰り返します。
自分のプリンターは3回ほど繰り返すことで、殆ど色が付かなくなりました。水分をよく拭き取ってからプリンターに取り付けます。

洗浄後の「ノズルチェックパターン印刷」です。
見事に復活しました。

自分は経費節約のために詰め替えインクを使っていますが、何回も同じインクタンクを使っていると上記の方法で洗浄しても上手く印刷されなくなります。この場合は駄目元で新品のキャノンの純正インクタンクに代えてみてください。交換後にもう一度洗浄すると、また使えるようになると思います。購入から約8年になりますが、まだ元気に動いています。

↑ PAGE TOP